いちごの品種一覧

果実が大粒で甘く、程よい酸味がある品種です。千葉県の独自系統と人気品種「とちおとめ」を掛け合わせたもの。大粒で果汁がたっぷりジューシーで、甘さに加えて程よい酸味も有るので、味わい深い美味しさ。千葉県農林総合研究センターで開発、2015年に登録された品種。

平均糖度が高く食味は良好。薄い果皮の色とは裏腹に濃厚な甘さを持つが、果皮が柔らかいため日持ちせず市場流通していない。国の研究所（農研機構）が開発。

長円錐形でつやのある果実。平均糖度10度と高く、ビタミンC豊富で、朱色っぽい果実と白い果肉が特徴。農研機構九州沖縄農業研究センター育成、2020年登録。

甘味と程よい酸味のバランスが特徴で、リッチな味わい。三好アグリテック株式会社育成のオリジナル栄養系品種第1弾。星がきれいな地で開発され、その名の通り煌めきを願って命名。

通称「黒いちご」。色、香り、味わい、甘さの全てが濃厚。果皮の色も濃く、果肉も濃紅色に染まっており、糖度が20~21度と非常に高い。ビタミンCが豊富で酸味は低い。2015年に品種登録された千葉県生まれの新品種で、「ふさの香」と「麗紅」から交配。

糖度が高めで酸味もあり、しっかりとした甘さを感じられる。果肉が多汁質、果実は円錐形で平均20g前後（40g程の大粒も存在）。愛知県により2007年に登録。

酸味が少なくさわやかな甘さと上品な香りが魅力。やや縦長の円錐形、明るい橙赤色の果肉。早生種で早期収穫かつ収量が多い。三重県により2010年に登録。

果肉が硬めでしっかりとした食感。甘味と酸味のバランスが良く、赤い艶やかな果皮と粒ぞろいが魅力。三好アグリテック株式会社育成、2018年に品種登録出願。

ビタミンCが市販品種の中で最も多く、7粒で1日分のビタミン摂取が可能。高い抗酸化活性が由来で、適度な酸味と大きな濃赤色の果実が特徴。農研機構九州沖縄農業研究センターで開発、2012年に登録。

特有の芳香があり、糖度が高く酸味が少ないため、甘さが際立つ。果実の色や光沢にも優れるが、果肉が柔らかく流通に向かないため「幻のいちご」とも呼ばれる。千葉県生まれ。

濃い赤でジューシー、甘味と酸味のバランスが良く深みのある味わい。1990年代後半まで東日本で代表的な品種だったが、現在は生産者減少。1985年に品種登録。

やや強い香りとコクがあり、食味に優れる。果肉・果芯部ともに淡赤色。三好アグリテック株式会社育成のオリジナル栄養系品種第3弾で、農研機構と共同開発。2021年に品種登録出願。