いちごの品種一覧

「甘味」「酸味」「風味」が揃い、4機関共同開発で実用利用が始まった種子繁殖型いちご。千葉県、三重県、香川県、九州沖縄農業研究センター（農研機構）の共同開発。2017年に品種登録。

大きく酸味が少なくさっぱりした甘さと、みずみずしい食感が特徴。縦長の形状で他と区別しやすく、30年近く根強い人気を誇る。静岡県の民間育種家育成、1992年に品種登録。

長円錐形でつやのある果実。平均糖度10度と高く、ビタミンC豊富で、朱色っぽい果実と白い果肉が特徴。農研機構九州沖縄農業研究センター育成、2020年登録。

平均20gと大粒で、上品な明るい薄紅色が特徴。しっかりした果肉と薄い赤色の内部、甘味と酸味のバランスが良く日持ちする。群馬県生まれ、2005年に品種登録。

濃い赤でジューシー、甘味と酸味のバランスが良く深みのある味わい。1990年代後半まで東日本で代表的な品種だったが、現在は生産者減少。1985年に品種登録。

栃木県生まれの主流品種。東日本各地で広く栽培され、円錐形でつやのある大きな果実が魅力。糖酸比が高く、ジューシーな食味が定評。1996年に品種登録。